体験談

ママカフェ体験記02

~ママカフェ参加していない時、9ヶ月前~

自分なりに真剣に子育てしてきたし、2歳のイヤイヤもそれほど苦労した記憶もなく
外食、外出も困った場面は少ない…。
それなのになぜ、年長になり困った場面が増えているの?
子育てって年齢とともに楽なるものじゃないの?そう思っていました。

 

6歳になった娘、とにかく泣く場面が多い。
そして、泣いたらしつこく泣き止まない。

 

朝ごはんが気に入らないとふてくされ『食べなくてもいいよ』というと大泣き。
『いい加減にして』と思わず怒鳴ったことも。
娘はさらに泣き叫ぶ。特におばあちゃんがいたり、親以外の誰かがいると泣き方が半端ないし、
ワガママがヒートアップする。
反発して帰ってくる言葉もキツイ言い方。

 

それから、なんだか自信がない娘。
ちっちゃいこともいちいち私に聞いてくる。
行動の全てを聞いてくる。
なんでもやれば出来るのに…。

 

そんな中、私は夫婦関係が崩壊していました。
(パパはどう思っていたかわからないけど)
毎日の指示命令、怒鳴られることも多かった…その私のストレスが娘へ。

 

『パパを怒らせないで。ママにとばっちりが来るの』
こんな事を娘に言っていました。

 

離婚したい。別居したい。その思いが常に頭にあり正直、顔も見たくなかった。
(こんな事をパパが知ったら激怒するかも。笑)
毎日イライラして帰ってくるパパ。
飲みにばかり行って家に帰って来なかった時期もあった。
こんなに自由をあげているのに何が不満なの?
私、こんなに頑張って我慢しているのに。
問題は全て相手にあると思っていました。

 

~ママカフェに参加してから~

ふれあい館でママカフェのパンフレットを見つけ何気なく参加したママカフェでした。
初めて参加したとき、「コントロール」その言葉に衝撃とショックを受けました。
娘とパパをコントロールしている。今の状況を作っているのは私だった。

 

私も変われる?変わりたい!そう思いました。

 

そして気付いたこと。
私がパパに指示命令されているように私は娘に沢山、口出し指示命令していたんです。
ママカフェに参加してから『待つ』これを意識するようにしました。

 

気がつくと自分で出来ることが増えていました。
髪の毛を1人で洗えるようになり、1人で結べるようになり、
バレエ教室の付き添いをしなくても行けるようになり。

 

そして、しつこく泣いていた娘。切り替えが早くなりました。
転んではぶつけただけでも大げさに大泣きする娘。
以前の私は必死になだめていました。

 

今年の冬実家に帰って姪っ子と遊んでた時、足をテーブルにぶつけて泣きました。
私は『痛かったね』と優しく声をかけてそれ以上なだめることはしませんでした。
そしたらすぐに泣き止み何事もなかったように遊び始めていました。
それを見ていた姉が切り替えの速さに驚いたほど。『しつこく泣いていた子がどうしたの?』と。

 

バレエ教室の先生や卒園した保育園の先生に
『自分に自信が持てるようになっていろんな事を楽しんでやっている。変わったきっかけは何?』と
聞かれました。

 

そして、私には大きな課題があった。
夫婦関係です。
ママカフェに参加するたびに夫婦関係をなんとかしなきゃ、そう思うようになりました。
私はここから修正しなければならなかった。

 

ラブラブな時には戻れなくても関係を良くすることは出来る。
自分次第!それを知り学びを深めたいと思い必死でした。

 

月に1回のママカフェでは私は学びが足りなくて本を何度も読み、キム兄のブログを毎日読み、
ママカフェ参加回数を増やしていきました。
学びに触れている時は自分の精神状態が安定していたのです。

 

自分がパパの事をコントロールしようとしていたこと
上質世界が違うということ
生まれ持った基本的欲求があること

 

これを理解できるようになって、だんだんパパを受け入れられるようになりました。

 

だからと言ってすぐにいい関係が築けるわけがなく…
毎日毎日、「どんな関係になりたい?」「私は何を求めているの?」と自分に問い掛け続けました。
居心地のいい家庭を作りたい。
まずは「おかえり」を言おう。そう決めました。
この言葉、何年も言ってなかった。

 

はじめは会社から帰ってきたパパに『おかえり』
このたった4文字の言葉さえなかなか言えなかった。
(帰ってこなくていいという気持ちがあったからです)

 

たった4文字と思って意識して言うようにしているうちに自然に言えるようになって、
でも最初はパパは反応しなかった。
そのうち、「あぁ」というそっけない返事が返ってくるように。
気がつくと娘も『パパおかえり』と言い、息子はハイハイで玄関まで行ったり、
子供達もパパの帰りを待つようになりました。

 

いつもイライラで帰ってきたパパ、おかえりに反応してくれなかったパパが
今はニコニコで『ただいま〜』と帰って来ます。
朝はエレベーターホールまで出て送っている自分がいる。
早く帰ってきてねと言っている自分がいる。
9ヶ月前には考えられない光景です。

 

「おかえり」「ただいま」この普通の会話が出来る事だけでも私にとっては大きな変化であり、
夫婦関係修正のキッカケとなりました。

 

少しずつ大事な話し合いも出来るようになっています。
関係を良くするも悪くするも自分次第。
諦めなくて良かったです。

 

キム兄に出会ってなかったら良い関係を築ける事を知らずに家庭崩壊してたと思います。
1度崩れた関係が良くなるなんてあり得ないと思っていたから。
こどもへの関わりも夫婦関係もまだまだですが、一歩一歩自分の描く家庭に近づいています。

 

キム兄に出会えて良かったです。心から感謝します。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします^ ^