体験談

ママカフェ体験記05

※今回はママカフェに参加して1回だけのママが、フェイスブックに上げていたものです。
感動したので、紹介させて頂く事になりました。

 

先日、ママカフェに夫婦で参加してからというもの、
特に娘とのかかわりでストレスが激減しました。
憑き物が落ちたというか、なんかそんな気分です。
自分で忘れないようにまとめておくので、長文です。

 

ざっくりと振り返ると、重要なポイントは

自立=自分で自分の欲求を満たせること

 

以下は内容に関するものなので中略します・・・。
とりあえずこの様な・・・。
もっといろいろわかったことがあって頭の中にはあるんだけどうまく文章化できない。

 

でも、さっそく当日、娘と話し合って娘の考えを聞くところからイヤイヤを解決できたんです。
今まで、「やだやだ、もうやだ!!ぎゃあああああああ!!!」には
「怒り」か「無関心」で対応していた私。

 

「うるさーーーい!静かにしなさい!そんなに嫌だって泣くと、鬼が来るよ!!」とか
「もう知らない!勝手に泣いてなさい!置いていくからねっ!」って展開。

 

ギャーギャー泣きわめいて、往来で寝転がり足バタ付かせてという、
いわゆる「あーあー、あーゆー子いるよね、全く親もしっかり見なさいよ」という、ね。

 

周りの目線は十分痛いんだけど、どうにもならなくてほんとにつらい。
叱っても、怒っても、怒鳴っても、ひっぱたいても、抱えて逃げても解決せず、
また次にもそんな風になる。

 

私が折れて言うことを聞かなければこの状況は回避できない。
正直こういうのに疲れてました。
魔の二歳児とはよく言ったものだと思っていました。

 

ママカフェの後、コストコに行ったら同じ状況を迎えましたよ、さっそく。
きっかけは商品として陳列されてた自転車のチャイルドシートに乗りたい、ってことでした。
商品だし、危ないし、私は譲れないNO!を繰り出したら娘ぶち切れ。

 

「乗りたいの!乗るの!絶対乗るの!」
「これは、お店のものでのんちゃんのではないし、乗っていいですよと書いていないので
乗れません、やめようね」

 

 

ぎゃーーーーーー!!!!
床に突っ伏して靴まで脱ぎ捨てて、バタバタして泣く娘。
はい、いつもの展開です。

 

ここでいつもの私なら、無理やり立たせて無理やり靴を履かせ、
おまけに「いい加減にしなさい!もう連れてこないから!あんたなんて子なの!」と
暴言を浴びせつつ、カッカしながら引きずってでもつれてその場を離れたでしょう。

 

コストコの高い天井にこだまして娘の泣き叫び声が響き、
通りすがりの人にも「あーあー、これだから最近の親は…」
(別にそういっているわけではないけど)じゃないけど、痛い目線を向けられながらも、
なぜか「もう今度来るときはこんなことにしたくないから」という気持ちが優って耐えられた。

 

じっと待つ。
泣いている娘のそばで待ってみた。
ちらりと私を見つつ、また汚い床に突っ伏してギャーギャー泣く。

 

困った顔はするものの、いつものような反応をしない私を何度か確認して、
まだ泣きつつも起き上ったので、ここで一言。
「こんなところで大泣きして楽しいかな?
せっかくおじちゃんも一緒に楽しいお買い物に来たのにこれでいいのかな?」

 

ちょっと泣き止み考える様子。
でもまた泣きながら「やだーーーもーやだーぁぁぁぁぁ!」
「何が嫌なの?どうしたいの?」
「ママが、自転車、ダメって言ったぁぁぁぁ!」
「うん、あれはだめだね」
きっぱり宣言。

 

「でも、おうちのママの自転車にならおうちに帰れば乗れるよ?それではいけないの?」
「ダメって言ったのやだった!」
「そうなんだ。わかった、ダメって言わないで、お家で乗ろうだったらよかったのかな?」
「うん」
もうだいぶ落ち着いている。

 

「じゃあ、そうしようね、のんちゃんは自転車が好きなんだね、保育園の帰りにまた乗ろうね」
「うん」
「ここで寝転がって、泣いていないで、ママと手をつないでパパとおじちゃんのところに行こうか、
その方が楽しくないかな?靴は履ける?」
「うん、そうする!」もう大丈夫。
歩き出してから、「泣いてるより楽しかったー!」と言う。(笑)

 

そのあとも抱っこしたいとか、グズグズ言うのを
「お母さんは手がふさがってるから、そばをお手手つないで歩くか、
カートに乗るかどっちにする?」
と聞いたら、考えてお手手をつないで歩くと言って、その通りにできた。

 

昨日は、保育園から帰ってきて途端、
いつもの流れでいろいろ用事を済ませる私に手も洗わずに
「マーマーマーマー!みかんちょうだい!チーズちょうだい!」が始まる。

 

おなかがすいているのは承知しているので、
あげないわけじゃないけど、用意ができないタイミング。

 

「わかった、あげるけどもう少し待ってね、その間にお手手を洗ってうがいをしてね」と言ったら、
もう怒って、何でよ!!と言いながら私を叩き、ギャーギャー泣き始める。

 

時間との勝負の夕方、用事を済ませることで一杯一杯でほんとはキレそうになってたんだけど、
ちょっと片付いたところで、また娘をしばらく観察してみた。

 

また怒らないで観察している私を不思議に感じたのか、泣き止む娘。
「どうしたかったのかな?」聞いてみた。
「ママにぎゅってしてほしかったの、だから悲しくて泣いちゃった」

 

本音はそうだったのね。食べ物じゃなくて、愛情やスキンシップに飢えてたのね。
娘には私に気持ちの余裕がないことはすっかり見破られてた。
申し訳なくて、思わず泣いた。

 

あわてて抱きしめて、謝って、大好きだよと伝えたら、
娘に「ママ泣かないんだよ~」って涙拭かれた。

 

娘はそのあと「ギャーギャー泣かないほうがよかった!」と言って晴々した顔で言って、
手を洗ってくる、と一人で洗面所に行った。

 

ああ、満たされない思いでいたんだとやるせない気持ちになったけど、
娘と話すことができて、とにかく大切なことに気づかせてもらえたので
修正しなきゃと気持ちが引き締まりました。

 

同時にこれまで私は2歳児と話したって分かりゃしないわよと、
舐めてかかっていたことを反省しました。

 

「2歳児に話してもわかるんでしょうか?選択なんて出来るんでしょうか?」と木村さんに尋ねたら
力強く「分かります。選択できます。考えます。」と返ってきたのが思い出されて。

 

今日はイヤイヤは一切なし。
それ以上に、自分から「指ちゅっちゅするのをやめるから」と宣言して、
バイターストップというなめると苦い味のするマニキュアを塗ってくれと言い、
実際指吸いせずに寝付くという、なんだか不思議な出来事がありました。

 

何だろう、もうこの変化。
私の気持ちの変化、娘に伝わってる?

 

叱りたくなる瞬間もいっぱいあるけど、
叱るほうがよほど自分をすり減らすつらいことだって気が付いたというか。

 

話し合うと今は時間もかかるし、娘が納得するような選択肢を考えることも大変だし、
娘が考えるヒントになるような助けとか声掛けって何かと迷うけれど、
そう悩むことで私も成長に向かって一歩踏み出してる気がして。

 

うん、変わろう!
子供によって成長させられてる。親になるって、毎日勉強だな。